ご意見等と回答 電線の地中化と蓋かけ歩道について

　無電柱化は、防災性、交通の安全・円滑化、景観の向上など、高い効果がありますが、多額の費用を要すること、地上機器の設置調整や工事に長い時間を要すること、地域の合意形成が難しいことなど、多くの課題があります。そのため、新たな街づくりや、新規の道路計画、都市計画道路の整備の際に、地元の意向を確認して検討してまいります。

　なお、無電柱化推進法や道路法の改正などにより、今後、調査研究、技術開発等により低コスト化も進むものと考えますので、国・県の動向を注視して無電柱化の推進に取り組んでまいります。

　また、行徳周辺の蓋かけ歩道は、既設水路の上部をコンクリート製の蓋をかけて歩道として利用しているものです。アスファルト舗装の歩道とするためには、既設水路のボックスカルバート化（暗渠化）が必要となるため、ライフラインの移設などに多額の費用を要し、工事が長期化して大規模工事となることから、水路の改修工事等にあわせて進める必要があります。こうしたことから、老朽化した水路蓋については、早期に歩行者の円滑な通行を確保するため、蓋の交換により改修を進めておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。